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プログラム実施報告

ツリー・オブ・ライフ~ニコニコポンポンをつりさげよう

2017/11/10






美術館がお休みでも創作活動を楽しめる動画プログラム「やってみよう!どこでもオープンラボ」の配信を開始します!
ご家庭でも創作活動が楽しめるプログラムを楽しく、わかりやすい動画で紹介。
第2弾は「ニコニコポンポンをつくろう」を5/26(火)から配信しています。(動画は約7分です)
大人も子どももやってみよう!完成したら、#どこでもオープンラボ を付けてぜひ共有してね。
第1弾「タングラムで動物あそび」もぜひご覧ください。

 

オープンラボ 土・日・祝日
「ツリー・オブ・ライフ~ニコニコポンポンをつりさげよう」
実施日:平成29年9月2日(土)~113日(金)期間中の土・日・祝日/18日間
予約時間:1回目 9:3010:002回目10:0011:00/3回目13:3014:004回目14:0015:00
活動時間:1回目10:0011:002回目11:0012:00/3回目14:0015:004回目15:0016:00
参加費:無料
場 所:ラボ(3階アトリエ内)
制作者数:491名 のべ人数(見守り、協力者含む):940
内 容:「生命と美の物語 LIFE - 楽園をもとめて」展の出品作品 ≪LIFE≫ をテーマとしています。



ニコニコポンポンってなんだろう?
赤いモジャモジャした謎の生物ニコニコポンポンは、グラフィックデザイナー・永井一正さんのポスター作品 ≪LIFE≫ の仲間なのです。(お手本にしています)

まずは説明を聞くことに集中!

最初にみんなで集まってニコニコポンポンのつくり方を聞きます。毛糸のポンポンづくり、紙でできたビョンビョンバネの脚と足の裏づくり。真ん丸目玉づくりの順でつくっていきます。


つくってみよう1                           

 

毛糸のポンポンをつくる専用の機械に、赤い毛糸を両側220回程、数えながら巻き付けます。ここが制作で一番難しいところ。毛糸のポンポンができたら、散髪してかたちを整え、コロコロやモジャモジャにしていきます。チョロりと飛び出た毛糸をしっぽに見立てる人もいました。


つくってみよう2

ビョンビョンバネの脚は、紙の帯を折り畳んでつくります。未就学児も上手につくることができました。出来た脚はボンドでポンポンに固定します。足の裏は紙を2つ折りにして、2枚重ねにして左右同じかたちをつくりました。


つくってみよう3

最後は目玉にひとみを書き込みます。ニコニコだったり、ウィンクしたり、一つ目だったりと色々なニコニコポンポンができました。完成した作品は美術館活動の思い出にお土産にしたり、ラボのツリーに飾ってくれる人もいました。




【瀧川エデュケーターのつぶやき】  赤いモジャモジャのニコニコポンポンは、見た目の愛らしさとは裏腹に難しい作業工程もありました。特に毛糸のポンポンづくりは、小学校低学年以下の子どもだと保護者の協力がかかせませんでした。簡単につくれる作品もよいですが、これまでの自分の力を超える制作が、時にものづくりの力量をアップさせるのではないでしょうか。一生懸命に作品と向き合った経験や時間が、制作の達成感や自分の作品に対する愛着を生む機会となるのです。