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過去の企画展

高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展

2018年6月9日(土)〜7月29日(日)

千住博(1958年、東京生まれ)は、岩絵の具という素材や、自然と密接に関わっている日本画の理念を踏襲しながら、世界的視野にたち、今日にあるべき「美」を追求している画家です。
千住は、2015年の高野山金剛峯寺開創1200年を記念して、大主殿の「茶の間」と「囲炉裏の間」に新作を奉納します。
本展では、千住博が画業40余年の集大成と位置付け、世界遺産・高野山金剛峯寺に奉納する、渾身の襖絵と床の間から障壁画44面を国内外で初公開いたします。併せて、2018年に還暦を迎えた千住博のこれまでの主要作品も展観し、常に世界を見据え、日本画の新しい可能性を模索してきた、〈千住博作品の世界観〉をご紹介いたします。

展覧会開幕初日に開催された、千住博氏 × 伊東順二氏 の対談「絵画の可能性」の動画はこちら

展覧会情報

会期 2018年6月9日(土)〜7月29日(日)
開館時間 9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日 水曜日、7月17日(火)
観覧料 一般:1,300円(1,000円)、大学生:950円(750円)、一般前売り:1,000円
  • ( )内は20名以上の団体料金
  • 前売りチケットは、4月28日(土)より6月8日(金)まで発売します。
  • 前売券販売所:富山県美術館、富山県水墨美術館、北日本新聞社本社・支社、セブンチケット、アーツナビ、県内主要書店(BOOKSなかだ、文苑堂書店、明文堂書店)、プレイガイド
  • 6月9日(土)より当館およびセブンチケット(セブンコード:064-621)にて当日券を販売します。
  • コレクション展もご覧いただけます。
  • 次の方は、企画展・コレクション展とも観覧無料
    ①児童、生徒(小・中学生、高校生など)
    ②学校教育、社会教育活動としての児童・生徒の引率者(観覧料免除申込書が必要です)
    ③各種手帳をお持ちの障害者の方の観覧(付き添いは手帳をお持ちの方1人につき1名まで無料)
  • 70歳以上および大学生以下の方は、コレクション展が観覧無料
  • メンテナンスや展示替えの作業等のため臨時休館する場合があります。
  • 季節やイベント等に応じて、臨時開館や延長開館する場合があります。
場所 2階 展示室2、3、4
主催 千住博展実行委員会(富山県美術館、北日本新聞社)、NHKプラネット中部/特別協力:高野山金剛峯寺、軽井沢千住博美術館/制作協力:NHKプロモーション/協力:アート・コンサルティング・ファーム/協賛(富山会場):東亜薬品株式会社、医療法人社団藤聖会富山西総合病院、日東メディック株式会社、株式会社北陸銀行(五十音順)

プロフィール

千住 博(せんじゅ ひろし)(日本画家)

1958年生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、同大学院修士課程修了、同大学院後期博士課程単位取得満期退学。1995年第46回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品の「ザ・フォール」にて東洋人として初の名誉賞受賞。2007年フィラデルフィア「松風荘」の襖絵を制作。2011年「軽井沢千住博美術館」開館。2007 -2013年京都造形芸術大学学長、現在同大学教授。2013年大徳寺聚光院(京都)に襖絵奉納。2017年第4回イサム・ノグチ賞受賞。2018年フィラデルフィア日米美術協会優秀芸術賞受賞。絵画のみならず、羽田空港やJR博多駅等のアートディレクション、数々の舞台美術も手掛ける。現在、ニューヨーク在住。2018年6月9日、富山県美術館で「高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展」開幕。

作品

高野山金剛峯寺襖絵 《瀧図》(部分) 2018年    高野山金剛峯寺所蔵

高野山金剛峯寺襖絵 《瀧図》(部分) 2018年 高野山金剛峯寺所蔵 

高野山金剛峯寺襖絵 《断崖図》(部分) 2018年    高野山金剛峯寺所蔵

高野山金剛峯寺襖絵 《断崖図》(部分) 2018年 高野山金剛峯寺所蔵 

《三春の滝桜》 2013年 軽井沢千住博美術館所蔵

《三春の滝桜》 2013年 軽井沢千住博美術館所蔵 

《朝に向かって》 1989年 軽井沢千住博美術館所蔵

《朝に向かって》 1989年 軽井沢千住博美術館所蔵 

《月響》 2006年 軽井沢千住博美術館所蔵

《月響》 2006年 軽井沢千住博美術館所蔵 

《上空の風(アンリの空)》 1989年 軽井沢千住博美術館所蔵

《上空の風(アンリの空)》 1989年 軽井沢千住博美術館所蔵