屋上庭園「オノマトペの屋上」
ふわふわに、ぐるぐるやひそひそも仲間入り
オノマトペから考えられた遊具であそべる屋上庭園。
オノマトペとは、「ぐるぐる」「ひそひそ」などの擬音語・擬態語のこと。
あそびながら自分のオノマトペを考えてみよう!
- 営業時間
- 8:00~22:00
※遊具の利用時間は8:00~日没までです。 - 休業日
- 12/1~3/15
※上記以外の期間は、美術館休館日もご利用いただけます。
ご利用上の注意点
-
- 強風や降雨、雷雲の発生など、天候により屋上を閉鎖する場合があります。
- 風で持ち物、傘などが飛ばされないようご注意ください。
- 敷物を広げての飲食はご遠慮ください。
- ゴミは必ずお持ち帰りください。
- 各遊具の表示板にある注意事項を守ってください。
- 遊具で遊べるのは8:00~日没までです。
- 遊具「ふわふわ」について(対象年齢3歳〜12歳)
・クツをぬいでお遊びください。
・安全確保のため、1回の利用人数・利用時間を制限しています。
夏季にご来園のお客様へ・屋上をご利用される際は、無理せず、こまめな水分補給と適度な休憩を心がけ、熱中症には十分ご注意ください。また、日差しにより遊具やベンチが高温になり“やけど”する恐れがあります。注意してご利用ください。
・熱中症特別警戒アラートが発表中の日は「オノマトペの屋上」を臨時閉園いたします。
・暑さ指数・熱中症警戒アラートの発表状況等につきましては、環境省 熱中症予防情報サイトをご確認ください。
屋上庭園のデザインについて
コンセプト
子どもにとって、学びも遊びも芸術も、境目はありません
新しくできる美術館の屋上に、もともとこの地にあって子ども達に人気だった「ふわふわドーム」を移し、他にも家族で楽しめる遊具を置いて参加できる遊び場にしたいという相談を受けた時、名前の中に擬態語が入っていることに気付きました。それを活かし、名前を「オノマトペの屋上」にしてはどうだろうかというアイデアに繋がりました。つまり、楽しい遊具をまず作るという発想ではなく、楽しい擬音語・擬態語を思い浮かべてから遊具を考えるというアプローチです。
美術館の屋上の遊び場が、どのようなものであるべきかを考えた時に、よく見かける遊具が置いてあるだけでは特徴がありません。他にはない発想で楽しい空間にできないだろうかという想いが、このようなアイデアに繋がりました。 出来上がりを、楽しみにしていてください。(佐藤卓)
デザイン
佐藤卓Taku Satoh(グラフィックデザイナー)
1979年東京藝術大学デザイン科卒業、1981年同大学院修了、株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立。2018年4月、社名変更(現・株式会社TSDO)とともに、会長に就任。「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」、「国立科学博物館」、「全国高校野球選手権大会」等のシンボルマークを手掛ける。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」の総合指導、21_21 DESIGN SIGHTディレクターおよび館長を務めるなど多岐にわたって活動。著書に、「クジラは潮を吹いていた。」(DNPアートコミュニケーションズ)、「塑する思考」(新潮社)など。
http://www.tsdo.jp/