3階デザイン・コレクションの展示替えを行いました。ポスターは前回に引き続き「日本のコマーシャル・ポスター」のテーマで展示作品を入れ替えています。また、椅子コレクションでは新たにコレクションに加わった3点を交えた展示となっています。
ポスターは、しばしば「時代を映す鏡」と例えられます。ポスターが制作される目的は、展覧会など文化行事の告知、社会的なメッセージを伝えるなど様々ですが、なかでも時代をより鮮明に映してきたのがコマーシャル・ポスターといえます。田中一光をはじめとする日本のデザインの巨匠から、近年のポスタートリエンナーレからの作品まで、広告媒体にとどまらない魅力を持つポスターを紹介します。
椅子コレクションには、20世紀アメリカを代表するチャールズ＆レイ・イームズ、画家の岡本太郎がデザインした椅子、そして昨年開催の「チェコ・デザイン100年の旅」出品作のヴラスチスラフ・ホフマンの椅子が復刻版で加わりました。
ポスターと椅子によるデザイン・コレクションを今期も楽しんでいただければと思います。