平成30年度 第2回 TAD アート・レクチャー 開催レポート

演 題            「モンパルナスのウタマーロ 藤田嗣治における日本とフランス」
講 師             高階 秀爾 氏 （美術史家・大原美術館館長）
日 時             平成30年9月29日（土）14:00～
参加人数        146名

高階秀爾氏は、第二次世界大戦後に渡仏した藤田嗣治と実際に交友があった美術史家です。その高階氏を講師にお招きし、藤田の生涯と、藤田が画壇の寵児となった1920年代の作品を中心にお話をうかがいました。講演の冒頭に女優・高階菖子氏による藤田の著作の朗読もあり、藤田の絵画作品だけでなく、挿絵や装丁のお話も交えて、藤田が日本とフランスでそれぞれに活躍した様子についてお話いただき、藤田の多様な活動を知ることができました。