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過去の企画展

東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

2021年9月18日(土)~11月7日(日)

東山魁夷(1908-1999)は、静謐で澄み切った叙情性を湛えた風景画で知られる日本画家です。戦後の日本画壇で高く評価され、その作品は今なお根強い人気を誇ります。
数々の名作を残した東山が、10年もの歳月を費やして完成させた記念碑的大作が、律宗の総本山、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画です。御影堂は唐招提寺を創建した唐の高僧・鑑真和上の尊像を安置するため昭和39(1964)年に建立されました。
その障壁画と尊像を納める厨子の制作を受託した東山は、日本の自然と鑑真和上の故郷である中国の風景を、5室の障壁画、全68面に描きました。

本展では、通常非公開となっているこの障壁画を北陸で初めて公開します。部分的に御影堂を再現して障壁画を展示するほか、日本と中国の各地を歩いて描き溜めたスケッチもあわせて展示し、東山魁夷が鑑真和上に捧げた祈りの美の世界を紹介します。

美術館をまるごと楽しめるキャンペーンや、ゆったりと鑑賞できる夜間・平日朝の鑑賞プランをご提案します。「東山魁夷展をゆったり楽しもう」をご覧ください。



●マスクの着用や適切な距離の確保など、新型コロナウイルス感染症防止にご協力ください。

●入場制限を行う可能性があります。

●90分以内を目安としたご鑑賞をお願いします。

展覧会情報

会期 2021年9月18日(土)~11月7日(日)
【前期】9月18日(土)~10月12日(火)
【後期】10月14日(木)~11月7日(日)
※会期中一部作品の展示替えがあります。障壁画は通期で展示します。
■最終日の11月7日(日)は富山マラソン開催のため、美術館周辺は交通規制が行われ、迂回が必要となります。11月6日(土)までの観覧をお勧めします。交通規制の詳細などはこちらをご確認ください。■
開館時間 9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日 毎週水曜日、9月21日(火)、11月4日(木)
※11月3日(水)は開館
観覧料 一般:1,500円(1,200円)、大学生:1,000円(800円)、一般前売り:1,200円
  • 高校生以下無料。( )内は20名以上の団体料金
  • 次の方は、企画展・コレクション展とも観覧無料
    ① 児童、生徒(小・中学生、高校生など)
    ② 学校教育、社会教育活動としての児童・生徒の引率者(観覧料免除申請書が必要です)
    ③ 各種手帳をお持ちの障害者の方の観覧(付き添いは手帳をお持ちの方1人につき1名まで無料)
  • 一般前売券の販売は、7月17日(土)~9月17日(金)まで
    【前売券販売所】富山県美術館、富山県水墨美術館、北日本新聞社本社・西部本社・各支社・販売店、富山大和、アーツナビ、BOOKSなかだ、文苑堂書店、明文堂書店、セブンチケット、ローソンチケット(Lコード:51739)など
  • 企画展入場当日に限りコレクション展もご覧いただけます。
  • 「リピーター割」や「クマ割」を実施中です。
    【リピーター割】
    当館の企画展有料観覧券、使用済み半券3枚をお持ちいただくと、招待券1枚と引き換えいたします。
    ・特典の対象となるのは「デザインあ展」の観覧券からです。
    ・前売券、団体券、あるいは同じ企画展の半券も有効です。
    ・招待券、あるいは一般券と大学生券の組み合わせは対象となりません。
    【クマ割】
    三沢厚彦さんのクマの彫刻にちなみ、クマのグッズや、クマの絵柄の入ったものを持参、もしくは着用された方への割引です。観覧料:一般 1,500円→1,200円 大学生 1,000円→800円
    ※詳しくは1階総合受付でお尋ね下さい。
  • 美術館の駐車場数は限りがあり、土日・祝日は混雑が予想されます。
    お越しの際はなるべく公共交通機関をご利用いただくか、満車の際は恐れ入りますが周辺駐車場をご利用ください。
場所 富山県美術館 展示室2、3、4
主催 富山県、東山魁夷展実行委員会(富山県美術館、北日本新聞社)、日本経済新聞社
▼特別協力:唐招提寺
▼協力:長野県立美術館 東山魁夷館
▼協賛:東亜薬品、日東メディック、日本海電業、北陸銀行、ユニゾーン、リードケミカル