富山県美術館では、この夏、「第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」（IPT2021）を開催しました。IPTは、今日のポスターデザインの状況と成果を紹介するため、国際的に作品を公募・選抜して公開展示するものです。7月10日より開会した本展は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休館のため、8月中旬以降、本展を再開することができませんでした。
そこで、今回のデザイン・コレクション展では、今夏のIPT2021ダイジェスト版として、全400点の入選作品から、グランプリをはじめとする全受賞作品26点に海外からの入選作品の一部を加えた約40点でIPT2021の成果をお伝えします。

IPT2021では、世界64の国と地域から、全部門をあわせて5,926点ものポスターが寄せられました。世界から多彩なポスターが富山に集まるIPT2021、3年に一度のこの機会に、ポスターの現況とその魅力に触れていただければ幸いです。
また、音声ガイドによる一部受賞作の解説や、3階図書コーナーではIPT2021記録映像を上映します。
ダイジェスト版ではありますが、この夏のIPT2021をもう一度お楽しみください。