展覧会・イベントExhibition & Event
過去のコレクション展
瀧口修造コレクション 「ミロ展の余白に」
2022年7月28日(木)~11月15日(火)

瀧口修造は、1958年6月14日に開幕するヴェネツィア・ビエンナーレの日本代表および審査員として5月25日に羽田を発ちました。これが瀧口の初渡欧となるのですが、ヴェネツィアの仕事を終えたあと8月にスペインを訪れ、アントニ・タピエス宅に滞在しダリを訪ねています。
また、残念ながらその時ジョアン・ミロが旅行中のため面会は叶いませんでしたが、1966年日本での初個展のために来日した際に瀧口は初めてミロと会いました。このように瀧口にとって、ミロ、ダリ、タピエスなど、スペインとりわけカタルーニャ州ゆかりの作家たちは、戦前から興味を抱いていた重要な存在です。
このたびの展示は、「ミロ展―日本を夢みて」の開催にちなんで、瀧口旧蔵のミロの展覧会ポスター、ミロやタピエスとの共著、ダリを訪ねた際にカダケスの海岸で拾った石や貝殻、ダリから貰ったジャスミンなど、瀧口の渡欧に関連した品をスペイン作家との交流を中心に資料を交えながら紹介します。
展覧会情報
会期 | 2022年7月28日(木)~11月15日(火) |
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開館時間 | 9:30〜18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 毎週水曜日、9月20日(火)、10月11日(火) |
観覧料 |
一般:300円(240円)
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場所 | 富山県美術館3階 展示室6 |
主催 | 富山県美術館 |