展覧会・イベントExhibition & Event

トーク・セミナー

TADアート・レクチャー
「贋作の舞台裏——美の世界で人を欺く“作品”が生まれる背景を探る」

2026年2月14日(土)

なぜ、美術品の贋作は後を絶たないのか?
2024年夏、日本中の美術館を震撼させたベルトラッキ贋作事件は記憶に新しいことでしょう。元日本経済新聞美術担当記者という異色の経歴の美大教授 小川敦生氏が、ナチスをもだましたフェルメールの贋作事件や、日本で起こった肉筆浮世絵の贋作事件などの事例を取り上げつつ、贋作が生まれる謎に迫ります。

イベント情報

日時 2026年2月14日(土) 14:00~(90分)
場所 富山県美術館 3階 ホール(開場13:30)
対象 定員80名
参加費 無料・申込不要
備考
  • 会場での飲食、講演会の録音・撮影等はできませんのでご了承ください。
  • ヒアリングループをご利用いただけます。ご希望の方は、会場の受付にてお伝えください。

プロフィール

小川 敦生

Heading-in flux1959年北九州市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。日経BP社の音楽・美術分野の記者、「日経アート」誌編集長、日本経済新聞美術担当記者等を経て、2012年から多摩美術大学芸術学科教授。「芸術と経済」「音楽と美術」などの授業を担当。日本経済新聞、NIKKEI Financial、ONTOMO-mag、東洋経済、和樂web、美術評論+など多くの媒体に記事を執筆。多摩美術大学発行のアート誌「Whooops!」編集長。主な執筆記事は「パウル・クレー 色彩と線の交響楽」(日本経済新聞)、「絵になった音楽」(同)、「ヴァイオリンの神秘」(同)、「画鬼、河鍋暁斎」(同)、「雪を愛す」(同)、「龍安寺に思う」(同)、「藤田嗣治の技法解明 乳白色の美生んだタルク」(同)、「名画に隠されたミステリー!尾形光琳の描いた風神雷神、屏風の裏でも飛んでいた!」(和楽web)など。著書に『美術の経済』(インプレス)