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《終了しました》 TAD アート・レクチャー :「チェア・デザイン ―人と技術をつなぐ」(仮題)

2019 年11月10日(日) 10:30~

富山県美術館では、「TAD アート・レクチャー」と題し、アーティスト、デザイナー、研究者などが、当館所蔵作品の魅力に迫る講演会を開催しています。

今回、富山県美術館3階ホールの椅子《ブロンクス》をはじめ、プロダクト、インテリアを中心に多くの作品を手掛け、国内外で数々の賞を受賞されている、川上元美氏を講師に迎えレクチャーを行います。
川上氏デザインの椅子《ブロンクス》は、本来黒色ですが、当館ホール用には建築にあわせて特別色で製作されています。また、デザイン・コレクションの展示室では、当館の椅子コレクションから川上氏による椅子も紹介されています。今回のアート・レクチャーでは、《ブロンクス》などこれまでのお仕事のこと、デザインに携わる中で大切にされてきた視点などについてお話いただく予定です。日本のデザイン界を牽引してきた川上氏のお話を聞ける貴重な機会です。
写真(右):富山県美術館 3Fホール 椅子:川上元美《Bronx(特注色)》 1985年デザイン

イベント情報

日時 2019 年11月10日(日) 10:30~(約90分 開場10:00~)
場所 富山県美術館 3階ホール
参加費 無料(事前申し込み不要、定員100名、座席は先着順)
備考
  • コレクション展・企画展の展示室に入室の場合は、観覧券が必要です。
  • ホールでは、飲食、録音・撮影などはできませんので、予めご了承ください。

プロフィール

川上元美(デザイナー)

1940 兵庫県に生まれ。1964 東京芸術大学美術学部工芸科卒業。1966 同大学美術研究科修士課程修了。1966~69 アンジェロ・マンジャロッティ建築事務所(ミラノ)に勤める。1971~ 川上デザインルーム設立し、現在に至る。
東京芸術大学、多摩美術大学、金沢芸術工芸大学、神戸芸術工科大学などの客員教授を歴任ほか、プロダクト、インテリアを中心に幅広い領域のデザインを手がける。各地の地場産業の活性化事業や地方人材育成事業に協力。
国際博「第14回ミラノ・トリエンナーレ入賞」(1968年)をはじめ、現在に至るまで国内外で数々の賞を受賞。現在、(公財)日本デザイン振興会会長なども務め、デザインの普及にも貢献。