今回は2つの展示室へと規模を拡大し、コレクションをご紹介します。
展示室1では、【人物表現】、【色・かたち】、【神秘性】、【風景】といった4つのテーマのもと展示します。海外の作品ではピカソの絵画《肘かけ椅子の女》やベーコンの《横たわる人物》など、日本の作品では岡本太郎《明日の神話》など絵画を中心に展示する20世紀美術のハイライトが見所です。

展示室2では、【内なる物語】、【ひと・人・ヒト】、【共振、色と光】、【行為と痕跡】の4つのテーマのもと展示します。企画展【瀧口修造／加納光於《海燕のセミオティク》2019】に合わせた日本の版画の展示では、日本を代表する版画家の棟方志功作《二菩薩釈迦十大弟子》を展示し、高さは90㎝以上にも及び見応えがあります。
また、展示の後半部分では、幅8ｍを超えるサム・フランシスの大型絵画作品など作家が全身を使って画面に挑んだ大作をご覧いただけます。