活動報告
アートツーリズム2024
長野県立美術館『ダリ版画展-奇想のイメージ』・東山魁夷館・水野美術館
長野日帰り旅
2024/08/15
7月18日木曜日富山駅北口→グリーンモールを経て、晴れて暑くなりそうな予報の中、バスは長野県方面へ出発しました。今回、同行してくださった学芸員の竹花さんは、訪問先の長野県立美術館にかつて勤務されており、解説を含め地元情報をたくさんいただきました。
長野県立美術館へ
竹花さんからの情報で、到着間もなく開始された霧の彫刻(中谷芙二子)を堪能。吹き出した霧が足元からあっという間に空へ向かい、暑い思いも包み込んで真っ白な別世界に迷い込んだようでした。
シュルレアリスムを代表するスペインの画家ダリは、今年生誕120年。各地で作品展が開催されるようですが、一行が目にしたのは、1960年代から70年代に制作された版画を中心に約200点。上から色を筆で足したような、絵画のような作品に、版画のイメージがすっかり変わりました。見慣れた浮世絵や棟方志功・エッシャーの版画とは、どこが異なるのでしょうか。
屋上テラスから善光寺を見渡し、東山魁夷館へ移動し鑑賞。2度目の霧の彫刻は、2階の廊下から見下ろしました。冬の冷たい霧も、ぜひ見てみたいものです。
THE FUJIYA GOHONJINへ
善光寺の門前にあるイタリアンレストラン かつての前田藩主の定宿『御本陣藤屋旅館』 結婚披露宴も催されるという3階ホールは、高い天井に立派な照明。豪華な空間で、優雅に贅沢にゆったりランチをいただきました。
水野美術館へ
『絵になる音』をテーマに集められた作品から、鳥のさえずり・川の水音・楽器の音色など、音が伝わってきましたか?
横山大観・上村松園など有名な日本画が数多く、3階から2階へと順路に沿って鑑賞。見所満載でした。1階の売店には、きのこで有名なホクトの食品も並んでいました。炊き込みご飯の素のお味はいかがでしたか?
サンクルーゼワイナリー久世福商店・本店へ
ブドウ畑の側のお洒落なお店に立ち寄りました。
ワインやドレッシングなどが所狭しと並んでいました。お土産は喜ばれましたか?
帰路の車中で、お楽しみ抽選会を行いました。
富山県美術館から、図録やジブリのクリアファイルなど数々のグッズを、ご協賛いただきありがとうございました。日本海ツーリストさんからは、朝乃山の応援タオルを2本。学芸員の竹花さんが、当たり番号を選んでくださいました。
抽選に当たられた皆様、グッズをご活用くださいませ。
(4日目の怪我で途中休場・・・朝乃山がんばれ)
道中は天候にも恵まれ、無事に富山へ戻って来ました。
未知の名画に触れ、日帰り旅行で共有できた思い出を、いっぱい持ち帰ることができました。
皆様ありがとうございました。
(事務局員 久野 純子)