友の会TAD Friendship
活動報告
TAD学芸員による友の会会員のためのギャラリートーク「第12回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2018」
2018/10/25
8月11日~10月8日、「第12回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2018(IPT2018)」の展覧会がありました。IPTは三年に一度の日本で唯一のポスターの国際公募展です。これはTADの前身の富山近代美術館の時代から続くもので、世界から日本全国から応募のある、とても注目されている企画展です。そのために友の会の皆様に担当の学芸員から見どころなどのお話が聞けたらと、期間中2度のギャラリートーク(9/29 と10/8)を開催しました。また美術館より、まだ観ておられない方や一度観られた方にも足を運んでいただきたいということで、友の会会員全員への招待券をいただきました。
会場では担当学芸員より、主に賞をとった作品を中心に解説していただきました。様々なメディアがある現在、紙と印刷という昔ながらのポスターの存在意義はあるのだろうか。
しかしこの展覧会に並んでいるポスターを見ていると、一目で何の情報なのかがとてもストレートに伝わってくるのですから、その役割は色褪せるものではないなと思いました。パッと目につく、目をひく、情報の伝達、それらに成功しているものが賞を取っているということが、お話を聞いているとよくわかりました。機智にあふれたもの、美しいもの、センスの良いもの、様々なポスターがあり、友の会の皆さんも解説を聞きながら、ヘエー、ナルホドとうなづきながら聞いていらっしゃいました。
現在開催中の「三沢厚彦 ANIMALS IN TOYAMA」の会期中も2回ギャラリートークがあります。沢山の会員の皆様の参加をお願いします。
(TADフレンドシップ【富山県美友の会】事務局委員:多賀久子)