友の会TAD Friendship

活動報告

アートツーリズム2018 ~箱根・横須賀・横浜絶景の空中散歩とアートを巡る旅~

2018/10/01

富山県美友の会が企画運営する他館見学会「アートツーリズム2018」が、91516日に総勢48名の参加で開催されました。

2日間で、美術館5館(ポーラ美術館「ルドンひらかれた夢」、岡田美術館「田中一村の絵画」、横須賀美術館「福岡市美術館コレクション展」、横浜美術館「モネそれからの100年」、東京都美術館「藤田嗣治展」)を巡るとても欲張りな企画でした。

初日は朝から大雨のスタート。上野駅のバス乗り場で約30分出発が遅れ、おまけに高速道路が事故のため閉鎖、国道は大渋滞!バスの運転手さん、ガイドさん、添乗員さんもいろいろ手を尽くして下さり、ようやくポーラ美術館に到着すでに2時間半遅れ
早速、館内のレストランで洋食のコースランチの後自由鑑賞。次に予定していた箱根ロープウエイは悪天候のため中止して岡田美術館へ。田中一村の「アダンの海辺」が特別展示されていました。
ポーラ美術館、岡田美術館ともに解説をお願いしてあったとのことでしたが、時間が無くて鑑賞時間も短く、解説も聞けなくて残念でした。
箱根から横浜へ移動して宿泊のホテルへ。夕食はホテル内レストランで、本格的な日本料理を美味しくいただきました。

2日目は、山下公園見学の後、横須賀美術館へ。皆様口々に「個人ではなかなか来られない」ととても評判でした。入り口で横須賀美術館の学芸員の方から解説をいただき、その後自由鑑賞。福岡市美術館コレクションは、富山県美術館コレクションと重なる作家が多く、作品を比較しながら楽しく鑑賞出来ました。
横浜に戻り、横浜美術館に到着後館内のレストランでフレンチのコースランチ。外では入館券を買い求める人の長蛇の列にびっくり(やはりモネは人気です)。館内でも入館待ちの長い列が出来ていましたが、私達は横浜美術館の学芸員さんに誘導され、スムーズに中に入れていただき、会議室で解説を聞くこともできました。
最後に、東京都美術館で藤田嗣治展を鑑賞。ここでも東京都美術館の学芸員さんに解説をしていただき、たっぷりと展覧会を堪能しました。
その後上野駅から全員無事に新幹線に乗り帰富しました。

今回は盛りだくさんの旅でしたが、同行の同行の学芸員にはバスの中で、その都度解説やいろいろなお話をしていただき、また各美術館との連絡調整など大変お世話になりました。
ありがとうございます。
参加者の皆様にもたくさんのご協力をいただき深く感謝申し上げます。
(TADフレンドシップ富山県美友の会】 会員 井上みき子)