体験・学びEducation

プログラム実施報告

「アコーディオンどうぶつをつくろう」

2019/08/10

土日祝日のオープンラボ
「アコーディオンどうぶつをつくろう」
実施日:2019年5月25日(土)~7月21日(日)/18日間実施
受付時間:10:00~11:30/14:00~15:30
活動時間:10:00~12:00/14:00~16:00
参加費:無料
場 所:ラボ(アトリエ内)
参加者数:645名 のべ1,099名(見守りや協力者を含む)
概 要:
「チェコデザイン100年の旅」展に出品されたリブシェ・ニクロヴァー《ネコのアコーディオン》にちなんだ造形ワークショップ。立体的な造形を楽しむことを目的に、蛇腹状に伸び縮みする紙のおもちゃを作りました。
道 具:はさみ、油性ペン、鉛筆、消しゴム、ボンド、水のり
材 料:ケント紙(アコーディオンの台紙)、色画用紙、ぼんてん



活動のながれ
①アコーディオン動物の胴を折ろう


どうぶつの胴となるアコーディオンの部分は、1枚の台紙からできています。まずははさみでアコーディオンの展開図を台紙から切り取ります。
次に展開図の線に沿ってひたすら折り目をつけていきます。このひと手間がそのあとのアコーディオンづくりを左右する重要なポイントに。
全ての線に折り目をつけたら、今度は線の種類(実線・点線)に沿って山折り/谷折りに折り進めます。すると、平らな1枚の紙がたちまち蛇腹状の立体的な形となって立ち上がります。


②どうぶつの顔を描こう

台紙の余白部分にどうぶつの顔を描きます。虫や想像上の生き物などバリエーションはいろいろ。顔と体の大きさのバランスをみながら描き、切り取ります。


③色ぬりや飾り付けをしよう

どうぶつの形ができたら、今度は色ぬりやデコレーションをします。
立体的に折ったアコーディオンを開いて、展開図の枠内を模様や色で埋めます。たくさんの色を使って、ステンドグラスの様なアコーディオンを作る方も。
つぎに位置に気を付けながら顔を胴に貼り付けます。そのあとは画用紙やぼんてんを使ってしっぽやみみなどで飾り付けをすれば、オリジナルの「アコーディオンどうぶつ」の完成!


「アコーディオンどうぶつ」の制作には、折る・描く・装飾するなど多様な工程が織り込まれています。大人がアコーディオンの組み立てをしている間に、子どもがどうぶつの顔を描き進めるなど、うまく分担して親子間のチームプレーで制作される姿も多くみられました。