友の会TAD Friendship

活動報告

4館友の会連携 米原寛氏(元 富山県【立山博物館】館長) 特別講演会と会員のつどい

2018/02/13

2018年24日(日)、富山県【立山博物館】友の会・高志の国文学館友の会・富山県水墨美術館友の会・富山県美友の会の4館連携企画、米原寛氏(元富山県【立山博物館】館長)特別講演会「自然に学ぶ ―立山のこころ景観 ―」と会員のつどいが開催されました。

会場は高志の国文学館にて、講演会は80名(うち富山県美友の会は7名つどいは27名(うち富山県美友の会は4名)が参加され、講演会では、米原寛氏が「自然に向き合う気持ちは、いつの時代にも共通している」というところから、自然に親しむこと、日本人が古来より育んできた自然観についてレクチャーされました。
また、日本人の自然観と立山についてもお話しを頂き、去年パリで開かれた芸術を楽しむイベントで、立山町の「布橋灌頂会」がパリジェンヌによって披露されたことや、立山曼荼羅の絵解きなどもスライドを交えてお話しいただきました。
立山曼荼羅は、見立てるという日本人特有の能力が発揮され、現実の世界と非現実の世界をバランス良く表現されているそうで、全部を一度に話そうとすれば早口で説明しても4時間近くはかかる盛りだくさんの内容だそうです。
一部解説いただいた地獄絵図のシーンは、ブルブル震え上がるような恐ろしい絵ばかりでしたが、描かれた当時、地獄のことをこんなふうに想像されていたんだなと思うと面白い見方ができました。いつのまにか、自然についてあまり意識することなく当たり前の存在として毎日が過ぎていく中で、ハッとさせられるようなお話をたくさん伺うことができました。

講演会の終了後には、「会員のつどい」も開催され、美味しいコーヒーとお菓子をいただきながら、参加者の方から寄せられたさまざまな質問にお答えいただきました。
また、富山県【立山博物館】プレゼンツの抽選会もあり、楽しいひとときとなりました。
TADフレンドシップ【富山県美友の会】事務局員 : 宇田奈緒美)