友の会TAD Friendship

活動報告

『アートツーリズム日帰り2019 松本、安曇野』 活動報告(7月13日)

2019/07/29

今年の「アートツーリズム日帰り」は松本市美術館、碌山美術館、安曇野ちひろ美術館を巡る旅。7月13日土曜日、学芸員さんと共に総勢40名のバス旅行でした。

松本市美術館では企画展は「不思議の国のアリス展」、コレクション展は松本市ゆかりの作家であり、富山県美術館にも作品が収蔵されている草間彌生先生、田村一夫先生の作品がたくさん展示されていました。
松本市美術館の後はお楽しみのランチタイム。元フランス公邸料理人として活躍されたシェフの店、「ラトリエ・デ・サンズ」でフレンチのランチコースです。お料理はもちろん、焼き立てパンも美味しく、また店内ではクラフトビールを醸造していて、皆さん大満足のランチでした。
碌山美術館は雰囲気があって美しく、若くして亡くなった作家萩原守衛の素晴らしい才能と、人を魅了する作品に出逢えました。
その後一旦道の駅まつかわで休憩をとり、安曇野ちひろ美術館へ。
季節の花々が咲き、緑が大変美しい公園と、富山県美術館の設計者でもある内藤廣先生の手による素晴らしい建物、その建物の中はいわさきちひろ先生の作品で溢れています。
安曇野という場所に溶け込んでいるような心和む美術館で、立ち去りがたい気持ちになりました。

幸い天候に恵まれ、参加者の皆様も和気あいあい、車窓から信州の自然を眺めながらの楽しく充実したバス旅行でした。帰りに見た海に沈む真っ赤な夕陽も忘れられない思い出になりました。


富山県美友の会事務局 砂田久美