「スペシャル解説会＋たいめいけんディナー＆交流会」（1月27日）

1月27日（日）、朝は雪が降っていて心配しましたが、午後からお天気も回復して、富山県美友の会主催「スペシャル解説会+たいめいけんディナー＆交流会」は開催されました。

最初にスペシャル解説会が行われ、企画展では担当学芸員による今回の招待作家の山口百子さんの作品についてのお話しや、出品校の制作の裏話など丁寧な解説がありました。次にコレクション展でも、担当学芸員から「美術評論家　東野芳明と戦後美術への旅」と題して、東野が評論を書いた作家たちの興味深い話や、所蔵品などの解説がありました。短い時間でたいへん分かりやすく、もっと聞きたいという思いを持ちながら終了しました。

最後は「私の好きな1点」と題して、県美友の会の山下事務局長にお話をしていただきました。残念ながら予定の作品は、1月14日（月）の展示替えでなかったのですが、作品のコピーを皆さんに回覧して、作家との交流や経歴などを熱く語っていただきました。

その後場所を変え、たいめいけんでのディナーと交流会では、シェフのおすすめコースを頂きながら、皆さん和やかに歓談されました。後半の抽選会では、美術館から提供された品物や、友の会がショップやスワローカフェで用意した賞品がたくさん用意され、番号が読まれるたびに歓声があがっていました。

時期的なことなどで、参加者が少なかったのですが、中身の濃い会員のつどいであったと思います。
（TADフレンドシップ【富山県美友の会】事務局委員：前谷内明子）