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プログラム実施報告

子供向け TADワークショップ 「目印と矢印をつくろう」

2019/05/15

「目印と矢印をつくろう」
実施日:2019年4月29日(月・祝)
時 間:14:00~16:00
場 所:アトリエ、館内各所
講 師:色部義昭(いろべ・よしあき)さん(グラフィックデザイナー/アートディレクター)、
木住野彰悟(きしの・しょうご)さん(グラフィックデザイナー/アートディレクター)
参加者数:20名(小学生以上)
参加費:無料
使用材料:色紙(いろがみ)、厚紙、ダンボール、カラーテープ等
使用道具:はさみ、のり、カラーペン
概 要:美術館の中でテーマにしたい場所/環境を見つけて、そこにふさわしい目印や矢印(=サイン)をデザインするワークショップ。企画展「わたしはどこにいる?道標(サイン)をめぐるアートとデザイン」の出品作家でサイン計画も担当した色部義昭さんと、数々のサイン計画を手がける木住野彰吾さんを講師に迎え、場所の用途や個性に合った、世界で一つの個性的な目印と矢印をデザインしました。

 

講師紹介
色部義昭(いろべ・よしあき)(グラフィックデザイナー/アートディレクター)
1974年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了後、株式会社日本デザインセンターに入社。原デザイン研究所の勤務を経て、2011年より色部デザイン研究所を主宰。東京藝術大学非常勤講師。富山県美術館サイン計画デザイナーであり、「わたしはどこにいる?道標(サイン)をめぐるアートとデザイン」展のサイン計画・会場構成も手がけた。
木住野彰悟(きしの・しょうご)(グラフィックデザイナー)
1975年東京都生まれ。1996年、廣村デザイン事務所で廣村正彰氏に師事。2007年6D設立。2016年、D&AD(ロンドン) グラフィックデザイン部門審査員、第8回 広島ADC審査員、JAGDA学生グランプリ審査員を務める。2016年より、東京工芸大学芸術学部デザイン学科准教授。ブランディング・VI・サイン計画などを多く手がける。

 

活動のながれ
①いろいろな目印と矢印
まずは、色部さんと木住野さんから、スライドを使っていろいろな場所の目印と矢印についてレクチャーを受けます。トイレのマークやさまざまな形の矢印など、身の回りにはたくさんの目印や矢印があります。

 

②美術館を探検
参加者が各自美術館の中を探検しながら、目印や矢印をつけたい場所を探します。どんな場所に、何を表す目印や矢印をつけようかな?

 

③目印と矢印をつくろう
色紙や段ボールを使って、制作スタート!場所を表すマークを考えたり、形を立体的にしてみたりと、工夫がいっぱいです。完成したら、キャプションと一緒に館内に設置しました。

 

④発表
色部さん、木住野さん、参加者全員で、館内に設置した作品を見に行きます。自分のつくった目印や矢印の意味や、工夫したところを発表。作品は、ゴールデンウィーク期間中その場所に展示されました。

 

 

参考作品

お題:2階屋外広場の白くまはこちら。

お題:アトリエへのサイン。矢印が立体になっています。

お題:階段を上がるとオノマトペの屋上へ。

お題:3階図書コーナーのサイン。

お題:白くまとの記念撮影のおすすめスポット。