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【終了しました】開発好明氏公開制作「ロイからのバトン」

2020年9月19日(土)10:00~18:00(予定)

企画展「TADのベスト版 コレクション+(プラス)―あなたならどう見る?ー」ゲストキュレーターの開発好明氏が、ロイ・リキテンスタイン作版画集《雄牛のプロフィール・シリーズ》を元に、その続きを描く公開制作を行います。

当館蔵のロイ・リキテンスタイン《雄牛のプロフィール・シリーズ》(6 点組)は、I から VI へと改変していく過程で、横向きの雄牛が解体され、最後には完全な抽象作品に変わっていく作品です。この作品は、パブロ・ピカソの《雄牛》(11 点組)が元になっています。牛の形を単純化していくピカソ、リキテンスタインの作品に習い、開発氏もまた、牛の姿の単純化の過程を、公開制作という形で作品化していきます。

【開発氏メッセージ】
パブロ・ピカソは牛の姿を何度も描きながら、版画の連作《雄牛》(1945-46年制作)で、徐々に削ぎ落した形を描きました。ロイは、きっとピカソからバトンを渡されたのだと思います。彼もまた牛を新しく解釈して版画の連作を作りました。そしてまた、ロイからバトンを受けた開発が新しい連作を作ります。

イベント情報

日時 2020年9月19日(土)10:00~18:00(予定)
※14:00~15:00頃はクロストークのため休止します。
場所 富山県美術館2階 展示室2
備考
  • ・会場に入る際「TADのベスト版 コレクション+(プラス)」の当日券が必要です。
  • ・都合により、日時・内容等が変更になる場合がございます。また、中止となる場合がございますので、予めご了承ください。
    最新情報は富山県美術館ホームページ、SNSにてお知らせいたします。
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プロフィール

開発好明氏(アーティスト)

多摩美術大学非常勤講師。2006年に「ベルリンー東京、東京ーベルリン」(ニューナショナルギャラリー、ベルリン)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、2019年に「あそびのじかん」(東京都現代美術館)に出品。2016年に個展「開発好明:中二病」(市原湖畔美術館)開催。観客参加型の作品を多く制作している。