ポスターアーカイブ
下記のアーカイブから、富山県立近代美術館開館から現在までの展覧会ポスターをご覧いただけます。
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白寿記念 郷倉和子展 心の調べ
2013年9月21日~11月24日
実験工房展 戦後芸術を切り拓く
2013年7月13日~9月8日
「ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱」-ゴヤからシュルレアリスムへ
2013年4月27日~6月30日
ひと・からだ・みぶり アートに見る身体
2013年2月19日~4月14日
スイスの絵本画家 クライドルフの世界
2012年11月10日~12月27日
デザインとしての椅子 アートとしての椅子
2012年9月8日~11月4日
第10回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2012
2012年6月9日~9月3日
第10回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2012作品募集
近代日本洋画の巨匠 黒田清輝展
2012年4月14日~5月27日
パリで学んだ画家たち 芸術の都でみた光
2012年2月25日~4月8日
みんなのアート・ミュージアム2012
2011年12月17日~2012年1月29日
富山県立近代美術館開館30周年記念 東山魁夷 杉山寧 高山辰雄 日本画の巨匠三山展
2011年9月3日~10月16日 前期9月3日~25日 後期9月27日~10月16日
「20世紀美術―冒険と創造の時代」展 ピカソ ミロそしてウォーホルが駆け抜けた時代を見る
2011年7月1日~8月21日
現代中国の美術 中国第11回全国美術展受賞優秀作品による
2011年4月16日~6月12日
あなたとアートを結ぶ5つの対話 ― Dialogue シャガール、ダリ、菱田春草から現代まで
2011年3月12日~4月10日
みんなのアート・ミュージアム2011
2010年12月18日~2011年1月30日
とやま現代作家シリーズ メッセージ アート新世代から
2010年9月18日~11月23日
名画パレード展 新たなる感動―美の饗宴〈岐阜県美術館コレクション〉
2010年7月10日~9月5日
可能性への挑戦 池田満寿夫の版画 京都国立近代美術館所蔵 M&Yコレクション
2010年4月29日~6月27日
絵とことばの世界:色彩と文字が織りなすアート
2010年2月27日~4月18日
富山県美術館の展覧会ポスターについて
デザイナー
2019年(「日本の美 美術×デザイン」展)~
三木 健Ken Miki
1955年神戸生まれ。1982年三木健デザイン事務所設立。話すようにデザインを進める「話すデザイン」と、モノやコトの根源を探る「聞くデザイン」で、物語性のあるデザインを展開。「気づきに気づく」をテーマに、静かな表現の中にエモーショナルなコミュニケーションを潜ませる仕事が特徴的。近年、学びをデザインするプロジェクトAPPLEを展開。そのユニークな教育メソッドに注目が集まり、英・中・韓・日の4ヶ国語で書籍APPLEが上梓される。2015年から国内外の美術館、ギャラリーでAPPLE+展を巡回。それら一連の教育プロジェクトを背景にもつポスターで第18回亀倉雄策賞を受賞。2018年春、大阪芸術大学図書館内にAPPLEの常設展示室と教室を併設した「りんごデザイン研究所」が開設される。JAGDA理事、東京TDC、AGI会員。大阪芸術大学教授。
http://ken-miki.net

2017年~2019年(「チェコ・デザイン 100年の旅」展まで)
佐藤 卓Taku Satoh
富山県立近代美術館の展覧会ポスターについて
富山近美の開館以来、その企画展のポスターは、国際的に知られるグラフィックデザイナー永井一正氏が手掛けてきました。
展覧会のポスターは、美術館の顔とも言えるものです。永井氏のポスターは、その個性的な表現によって、一つの展覧会の内容を斬新な切り口で捉えており、ひと目で富山近美のポスターだと判るものです。また、その印刷には、高度な技術によるクオリティの高い仕上げが要求されています。
これら永井氏による展覧会ポスターは、開会前の視覚的な前奏としてだけではなく、展覧会が終わってからでもポスターを切っ掛けに展覧会の記憶が呼び起こされるような、印象深い造形になっているように思われます。そして、これらのポスターは、国内外のポスターコンテストで数多くの賞を受けています。
永井氏に富山近美の開館ポスターを制作していただいたのが1980年、以来36年に及び、その数は249点にもなります。一人のデザイナーが、これだけ長期にわたり一つの美術館ポスターをつくり続けている例は、私たちが知る限り他に見当たりません。
デザイナー
1981年~2016年
永井 一正Kazumasa Nagai